1月19日(月)
なんか雪積もってるし。
車の上とか、畑の上とか、対照的な物の様な気がするけど雪積もってるし。
とりあえずコカコーラの自動販売機を二台ほどスルーしてヤクルトの自動販売機でBOSSのカフェオレを買う。対照的とまではいかなくても、なんか違う気がする。けどBOSS売ってるし。
『ねぇ、奢って』
あちち〜♪とか歌いながら缶を取り出してたら不意に声がしたとですよ。多分俺だろうなぁと思っても普段は無視する強靱な精神の持ち主な僕ですが、まぁ気まぐれで対応したんです。
「どれ」
『これとコレ』
100円で二本のヤクルトの類似品の様な物と俺と同じカフェオレHOT。
「気色悪い組み合わせだな…」
『どうも』
「ん〜あのさ、例えばさ、そうだな、三ヶ月後ぐらいに死ぬとするじゃん?お前三ヶ月後の何月何日に死ぬよって突然言われてその通り死ぬんよ。わかる?」
『はぁ、誰に?』
「さぁ。とにかく誰かに。脳内でもいい。んでね、まぁビクビク死ながら暮らすわけだが、死ぬ直前に、全く同じ境遇で、人生やり直せるんでがんばって、みたいなことになるわけよ。記憶は、この自分は、まぁ、例えばそうだな、今何歳?」
『16』
「16歳の4月1日で死にますよと。んで自分は今もう一回初めからスタートしてますよと。そういう記憶だけあるわけ。んでそのこと自体にはなんの疑問も抱いてなくて、ちゃんと確信してるわけ。因みに世界の日付は今と変わってないよ?2004年のまま、自分が死んでからもう一回始まるまでの間も普通に進んでる。当然漫画も連載してる。あ〜、誕生日は?」
『10月8日だけど』
「じゃあ4月1日に死んで、10月8日にリスタートとしよう。親とかも一緒ね?親に限っては、最初に産まれた時と同じ年齢としとこう。給料とかも同じ。まぁちょっと妙なとこもあるが気にしないでおくとして、だ。わかる?」
『まぁ一応分かるけど、で?』
「なにする?とりあえず10月8日生まれの君は16歳の4月1日で死ぬとします。死ぬの知ってます。でもそれ以外は知らないよ?産まれたばっかは言葉もしゃべれないし頭も馬鹿丸出しっ子ですよ?わかる?」
『はぁ、えーっと、なにするかねぇ…』
「とりあえず漫画とか一気読みしない?始めの一歩とかバキとか」
『でも記憶ないんでしょ?どの漫画が面白かったとか覚えてないんじゃないの?』
「あーじゃあ〜、今この場で、決めたことについては覚えてるってことで。3つまでで」
『えーっと、じゃあ〜…』
とかいう架空のだれかさんとの会話を脳内(当然)で繰り広げつつタバコ吸いながらブラブラ歩いて家まで帰るんですよ。その、家-自動販売機の間の道が、憩いの場。なんか名前付けようか。なごり道とか。
今〜春が来てぇ〜君は〜行政〜指導〜、舗装こう〜じがおこなわ〜、れ綺麗に〜なったぁ〜。とか歌うんです。